当社の社是は“愛”です。
私の父であり、今は亡き元会長がこの言葉に決めたと聞いています。父は若い頃カトリックの洗礼を受け、聖書の中に書かれている“愛”に感銘を受けこれを社是とすることに決めたそうです。

“愛”とは何か？
大変にむずかしい問いですが、その意味するところはいろいろありますが私は「寛容」、「情け深い」、「ねたまない」、「不作法をしない」、「いらだたない」、「恨まない」、「不義には厳しく」、「真理を喜ぶ」といった言葉で表されるものだと思っています。

私達が生きて行く上で、そうありたいと思っていてもなかなか思う様には実践出来ない大きな命題であります。私は、私を含め社員全員が「一人一人がこの会社を支えるという意識、会社は一人一人を出来る限り尊重する」という基本的考えの中で聖書に述べられている“愛”を一つでも形にできれば良いと考えています。

今思うに改めて大変に難しい言葉です。
父の生前にもっとよく聞いておけばよかったと後悔していますが、父がこの“愛”に込めた思いを社員に少しずつでも理解と浸透をはかっていきたいと考えています。
もちろん私自身も。